イ・ホンギ
チュンイ
K-POPロックバンドFTISLANDのメインボーカルを務め、TVドラマ『美男<イケメン>ですね』などで俳優としても活躍するイ・ホンギの映画初主演作。トップアイドルとして気ままに生きる青年が、奉仕活動を行っていく中で人生を見つめ直す姿を描く。共演は「ミッドナイトFM」のマ・ドンソク、「食客」のイム・ウォニ、「アコースティック」のペク・ジニ。
トップアイドルでワガママ放題のチュンイ(イ・ホンギ)は、ある日、些細なことから通りすがりの男と口論になり暴力事件を起こしてしまう。罰として社会奉仕活動を命じられたチュンイは、マネジャーのクァンサム(チェ・グォン)が運転する車で末期癌患者のホスピスへと向かう。そんな彼の指導役として紹介されたのがアンナ(ペク・ジニ)。彼女はアイドルなんて興味ないというクールな態度で、ハードな仕事を容赦なくチュンイに命令する。しかも彼女の“よくできました”のハンコをためないと、この奉仕活動は終わらないのだった。患者たちは、腕のタトゥーをちらつかせては煙草をねだるムソン(マ・ドンソク)、病院を抜け出して夜の歓楽街へ繰り出すボンシク(イム・ウォニ)、ところ構わず勝手に激写する少女ハウン(チョン・ミンソ)。病人とは思えないその振る舞いにあきれるチュンイだったが、奉仕活動を早く終わらせようと彼らのバンド“フェニックス”の面倒をみることに。ところが腕前は素人、文句ばかりを言うメンバーたちにチュンイは苛立ちを隠せない。メンバーで作詞することをアンナに提案したチュンイは、ホスピスの職員だと思っていた彼女もまた末期癌患者だと知り驚く。やがて、彼らの本当の思いを知るにつれ、チュンイの中で変化が現れ始める……。
監督、脚本
撮影
音楽
美術
編集
衣装
メイク
照明
録音
プロデューサー
プロデューサー
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