バート・レイノルズ
Billy_Clyde_Puckett
スポーツ誌の名ライターとして知られるダン・ジェンキンズが、フットボールに生きる男達を描いた小説（サンリオ刊）の映画化。製作はデイビッド・メリック、監督は「がんばれ！ベアーズ」のマイケル・リッチー、脚色は「男の闘い」のウォルター・バーンスタイン、撮影はチャールズ・ロジャー・ジュニア、編集はリチャード・Ａ・ハリス、音楽はジェリー・フィールディング、録音はリチャード・ポートマン、衣裳はセオニ・Ｖ・アルドレッジが各々担当。出演はバート・レイノルズ、クリス・クリストファーソン、ジル・クレイバーグ、ロバート・プレストン、バート・コンゴー、ロジャー・Ｅ・モズレーなど。
ストーリー
ビッグ・ゲームに勝利をおさめたプロ・フットボール・チーム『マイアミ』のロッカー・ルームは、歓びに湧く勇者たちで大騒ぎだった。チームの柱は、主将でランニング・バックのビリー・クライド・パケット（バート・レイノルズ）と名レシーバーのシェーク・ティラー（クリス・クリストファーソン）。両エースを見やるのは、チーム・オーナー、ビッグ・Ｅ・ブックマン（ロバート・プレストン）でブックマンにはバーバラ・ジェーン＜通称Ｂ・Ｊ＞（ジル・クレイバーグ）という美しい一人娘がいた。Ｂ・Ｊは見た目とは裏腹に相当のジャジャ馬でビリー・クランドとシェークとで仲良しトリオを結成し、シーズン中もオフも殆ど一つ屋根の下で暮らしていた。噂の立つような同居はよせという父親に「ただの友達よ」と言い返すのだった。ところが決勝に先立つ準決勝、対グリーン・ベイ戦の勝利パーティの真最中、秘かにＢ・Ｊを想っていたビリー・クライドにとってショッキングな事態が持ち上がる。シェークがＢ・Ｊとの結婚を発表したのだ。しかし、ビリー・クライドはあきらめたわけではなかった。Ｂ・Ｊは過去2度結婚していて、そのことがシェークには悩みとなっていて、今一つ結婚に踏みきれない様子がうかがえたからだ。そして、そうした心境のぐらつきは、年来の友人であるフリードリック（バート・コンヴィー）の提唱する精神高揚運動ＢＥＡＴの体験者になってから生じたのだった。ちなみにこの運動のモットーは『自己に忠実に』。こんなシェークを何とか結婚式にまでもちこんだＢ・Ｊは、牧師の「シェークを永遠に夫として愛するか」の言葉に「イエス」と答えるが、シェークは意外にも「ノー」と答え、会場は大騒ぎ。この混乱の中でタキシード姿のビリー・クライドは、ウェディング姿のＢ・Ｊをつれ出し、海岸へと向かった。
キャスト
クリス・クリストファーソン
Shake_Tiller
ジル・クレイバーグ
Barbara_Jane_Bookman
ロバート・プレストン
Big_Ed_Bookman
バート・コンビー
Friedrich_Bismark
ロジャー・Ｅ・モズレー
Puddin
ロッテ・レニア
Clara_Pelf
リチャード・メイサー
Phillip_Hooper
カール・ウェザース
Dreamer_Tatum
ブライアン・デネヒー
T._J._Lambert
メアリー・ジョー・キャトレット
Earlene
ロン・シルヴァー
Hose_Manning
ジム・マックレル
McNair
スタッフ
監督
マイケル・リッチー
脚本
ウォルター・バーンスタイン
原作
ダン・ジェンキンス
製作
デイヴィッド・メリック
撮影
チャールズ・ロジャー・ジュニア
音楽
ジェリー・フィールディング
美術
ウォルター・スコット・ハーンドン
編集
リチャード・Ａ・ハリス
衣装デザイン
セオニ・Ｖ・アルドリッジ
録音
リチャード・ポートマン
セット
チェーリアル・カーニー
スタント・コーディネーター
ハル・ニーダム
字幕
高瀬鎮夫
フットボール・アドバイザー
トム・フィアーズ
フットボール・トレーナー
フランク・オニール
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Semi-Tough
- 製作年
- 1977年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- ユナイト映画
- 初公開日
- 1978年5月27日
- 上映時間
- 107分
- 製作会社
- ディビッド・メリック・プロ作品
[c]キネマ旬報社
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