1990年代に活躍し、日本のパンクの歴史を変えたと言われる伝説のバンドHi-STANDARDのギタリストで、現在はKen Yokoyamaとしてソロ活動を行う横山健に密着した音楽ドキュメンタリー。彼の生い立ちから、Hi-STANDARDの栄光と挫折、ソロになってからの音楽人生、そして3.11以降の変化など、横山が何を背負い、何を信じてきたかを映し出す。監督は映像作家として活躍するMINORxU。
ストーリー
Hi-STANDARDのギタリストとして91年にキャリアをスタートさせ、99年には自主レーベルのPIZZA OF DEATHの代表取締役に就任、2004年にKen Yokoyamaとしてソロ活動を始動するなど、日本のインディーズ・シーンを牽引してきた横山健。そんな彼の生い立ちから始まり、Hi-STANDARDの栄光と挫折、ソロになってからの音楽人生を追いかけるものとして、2009年11月に撮影が開始される。だが2011年3月11日の東日本大震災以降は急展開を見せ、Hi-STANDARDと〈AIR JAM〉の復活、いま必要なメッセージを届けるために歌う内容を180度変えたKen Yokoyamaとしての新作など、激動の2年半をカメラが追いかける。時には現実を受け入れられず、泣き笑いのような表情を見せながら、それでも横山健は発信を止めない。なぜ俺はこう思い、こう発言し、こんなふうに行動したのか。横山が、横山自身の言葉で、横山健を語り尽くす。
スタッフ
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ニュース
作品データ
- 製作年
- 2013年
- 製作国
- 日本
- 配給
- KDDI「Live'Spot」
- 初公開日
- 2013年11月16日
- 上映時間
- 117分
- 製作会社
- PIZZA OF DEATH RECORDS
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社