ドラッグ・ウォー 毒戦
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ドラッグ・ウォー 毒戦

2014年1月11日公開、106分、アクション
PG12
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「エグザイル/絆」「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」のジョニー・トーによる監督50作目。巨大麻薬組織に挑む中国公安警察の極秘潜入捜査を赤裸々に描き、現代中国の“闇”を映し出す。出演は「アクシデント」のルイス・クー、「モンゴル」のスン・ホンレイ、「イップ・マン 誕生」のクリスタル・ホアン、『スウィートシンフォニー』のウォレス・チョン。

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ストーリー

中国・津海。コカイン製造工場で爆発事故が発生、ひとりの男が車で逃亡後、衝突事故を起こし病院に担ぎ込まれる。中国公安警察の麻薬捜査官・ジャン警部(スン・ホンレイ)は、その男テンミン(ルイス・クー)が麻薬取引に大きく関わっていると察し、減刑と引き換えに捜査協力を要請する。彼によれば「黒社会の大物・チェンビャオ(リー・ズェンチ)から原材料をテンミンが受け取り、自身の工場で精製。完成したブツを津海の魚港を牛耳るハハ(ハオ・ピン)に受け渡す」というのだ。かくして、ジャンや女刑事ベイ(クリスタル・ホアン)、シャン刑事(ガオ・ユンシャン)らが所属する津海警察、原材料を積んだチェンビャオのトラックを追跡中のグオ刑事(ウォレス・チョン)らが所属する珠江警察による合同捜査隊が結成される。その晩、チェンビャオの甥・チャン(ケビン・タン)をハハに紹介しようとしていたテンミンとともに、商談場所のホテルへと向かう捜査隊。チャンとハハは互いの顔を知らないこともあり、ジャンがチャンを装い、ハハに接触。ハハは東北部の大物を知るだけでなく、光州と釜山にシマを持つ韓国マフィア、さらに歌舞伎町をシマに持つ日本のヤクザとも密接な関係があり、アジア麻薬シンジケートを形成しようとしていた。彼との商談をまとめたジャンは、続いてハハを装いチャンに接触。チェンビャオ逮捕へと一歩一歩近づいていく。一方、テンミンは鄂州にいる自分の弟子、ろうあの兄弟(グオ・タオ、リー・チン)が営む工場に原材料を積んだトラックで向かい、ハハとの取引のための出荷作業を進める。翌日、ハハの漁港でテンミンとの密売取引が行われる中、武装警官が介入しハハを逮捕。同じ頃、武装警官は鄂州の工場にも介入するが、ろうあ兄弟の予想外の襲撃に遭い、多くの死傷者を出す。ジャンに疑いをかけられたテンミンは「チェンビャオはダミーにすぎない。真の黒幕は7人の香港人だ」と証言。翌日、ハハを装ったジャンが待ち受ける中、チェンビャオとチャンがハハの漁港を訪れる。彼らの周辺には、ファット(ラム・シュー)をはじめ、ドン(ラム・ガートン)と妻のサー(ミシェル・イエ)、テンミンの兄・スー(エディ・チョン)、彼の名付け親・チュエ(ロー・ホイパン)など7人の香港人の姿があった……。

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作品データ

原題
毒戰
映倫区分
PG12
製作年
2012年
製作国
香港 中国
配給
アルシネテラン
初公開日
2014年1月11日
上映時間
106分
製作会社
Beijing Hairun Pictures Company=Huaxia Film Distribution Company=CCTV Movie Channel
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社