大森南朋
狸穴勇介
ジョージ秋山の同名コミックを原作に「誘拐ラプソディー」の榊英雄監督が映画化。生きている事に苦悩しながらも“愛”と“幸せ”の形を見つけ出そうともがく男の姿を描く。出演は「ハゲタカ」の大森南朋、「モルモット」の三輪ひとみ、「春との旅」の美保純、「サッドティー」の内田慈、「愛の渦」の滝藤賢一、「フィギュアなあなた」の伊藤洋三郎。第26回(2013年)東京国際映画祭上映作品。
金も仕事もなく、不細工で無愛想、怠け者の狸穴勇介(大森南朋)は、生きる事に飽きてしまっていた。そんな彼が最後に向かったのは、両親が自分を捨てた生まれ故郷だった。しかし、そこで勇介を知るものはなく、目つきの悪い勇介を人は怪訝そうな表情で見るばかり。ある日、勇介は、顔に痣のある女・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。京子はその痣がコンプレックスで恋愛を諦めていたが、勇介にとって彼女は笑顔で接してくれる唯一人の女性であった。“生きている証”を快楽に求める勇介は、その欲望を京子に求め、強姦まがいに関係を持ってしまう。なし崩しに同棲し、京子は勇介に嫌悪感を持ちながらも、自分を女として接する勇介と関係を続けていくのだった。やがて二人は望まれぬ子供を授かるが、勇介は“家族”として人並みの“幸せ”を感じていく。だがある日、笑顔なき家族に勇介の悲しみと怒りが爆発する……。
監督、製作、プロデューサー
脚本、製作、プロデューサー
原作
製作
製作
撮影
音楽、主題曲/主題歌
美術
編集
衣裳デザイン
ヘアメイク
照明
録音
音響効果
助監督
制作担当
ライン・プロデューサー
キャスティング
[c]2012「捨てがたき人々」製作委員会
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