マシュー・マコノヒー
マッド
2人の少年が島で出会った、殺人の疑いで賞金稼ぎに追われている男の力になろうとする、青春ドラマ。第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。監督・脚本は「テイク・シェルター」で第64回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリほか2部門を獲得したジェフ・ニコルズ。少年たちが出会う奇妙な男を「リンカーン弁護士」のマシュー・マコノヒーが、男が思いを寄せる女性を「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」のリース・ウィザースプーンが演じている。ほか、「アメリカ,家族のいる風景」のサム・シェパード、「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノンらが出演。特集上映『未体験ゾーンの映画たち2014』にて上映。
アメリカ南部。14歳のエリス(タイ・シェリダン)は親友のネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)とともに、彼が見つけたミシシッピ川に浮かぶ島の木の上に引っかかっているボートを見に出かける。胸を躍らせながら木に上りボートの中を見てまわると、そこにはパンや真新しい足跡があり、自分たち以外にもこのボートを見つけた人がいることに気付く。二人が川岸に出たところ、ボートにあった足跡の主・マッドという男(マシュー・マコノヒー)と出会う。マッドの話によると彼はもともとこの辺り出身で、エリスの家の向かいに住むトム・ブランケンシップ(サム・シェパード)のことも知っている上に、トムのことを暗殺者と言う。いわくありげな風体のマッドにネックボーンは警戒心を抱くが、エリスの目には魅力的に映っていた。街では検問が行われていた。そこでエリスはマッドが殺人の容疑で警察や賞金稼ぎに追われていることを知る。マッドはボートを隠れ家にして身を隠していた。そして、幼なじみで最愛の女性ジュニパー(リース・ウィザースプーン)となんとか再会しようとしていた。まさに初めての恋をしているエリスはマッドに肩入れして、二人の愛のため、彼に協力することにする。しかしジュニパーは賞金稼ぎや被害者の兄カーヴァー(ポール・スパークス)から常にマークされており、ジュニパーに近づこうとしたエリスとネックボーンは目をつけられてしまう。さらにジュニパーの不可解な行動、両親の不和、初めての失恋などがエリスの価値観を揺るがしていく……。
マッド
エリス
ネックボーン
ジュニパー
トム・ブランケンシップ
ゲイレン
キング
シニア
メアリー・リー
カーバー
メイ・パール
監督、脚本
製作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
衣裳デザイン
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