2010年のカンヌ国際映画祭ある視点部門で上映され、注目を集めたファブリス・ゴベールの監督デビュー作。パリ郊外で発生した高校生の連続失踪事件を巡って、複数の登場人物の視点から事件の全貌が語られてゆくミステリー。主人公の1人を演じたのは、「バス・パラディアム」に続き、本作が長編2作目となるジュール・ペリシエ。
ストーリー
パリ郊外。パーティーに集まった若者たちが、森で死体を発見する。その2週間前、シモン・ヴェルネールという名の高校生が失踪していた。教室からは血痕が発見され、捜査が開始されるが、それから数日も経たないうちに、再び同じクラスの女生徒レティシアが失踪する。シモンとレティシアの間に特別な関係はなく、心当たりのある者もいない。そしてその翌日、さらに別の生徒ジャン=バティストが消息を絶つ。誰もが、すべてが、怪しい。何が本当で、何が嘘なのか。疑心暗鬼と猜疑心が、その小さな世界に渦巻いてゆく。果たして、事件の真相は……?
スタッフ
監督、脚本、原案
ファブリス・ゴベール
製作
グザヴィエ・リゴ
製作
マルク=アントワーヌ・ロベール
撮影
アニエス・ゴダール
音楽
ソニック・ユース
美術
フレデリック・ラピエール
編集
ペギー・コレツキー
メイク
カリン・メイヤー
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Simon Werner a disparu
- 製作年
- 2010年
- 製作国
- フランス
- 配給
- ビーズインターナショナル
- 初公開日
- 2013年12月14日
- 上映時間
- 93分
- 製作会社
- 2.4.7. Films
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
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