実話に基づき1960年代アンデスでの先住民貧民とゲリラの反地主共同闘争を描くドラマ。監督はボリビア・ウカマウ集団を率いるホルヘ・サンヒネス。亡命先のペルーで撮影された。2008年8月1日より、東京・セルバンテス文化センターにて開催された「ボリビア映画上映会」にて上映。2013年2月2日より、東京・渋谷ユーロスペースにて開催された「第2回死刑映画週間 罪と罰と赦しと」にて上映。
ストーリー
盗んだ牛を返してくれと要求しただけの農民の首を刎ねた農園主カリーレス。これに怒った農民たちは反乱を起こしカリーレスを捕える。彼を殺すべきかそれとも当局に引き渡すべきかを迷った農民たちは判事に委ねる。しかし判事は公正を装いつつ、ただちにカレーラスを防衛し、のちには最も活動的な農民たちを、農園主の屋敷での乱暴や盗みを理由に投獄してしまう。そこに補給のためにゲリラ部隊が到着。彼らは農民を指導し、やがて農園主に対するゲリラ作戦が開始される。そして捕らえた農園主たちは人民裁判にかけられるのだった…。
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