グザヴィエ・ドラン
フランシス
「マイ・マザー」が数々の映画祭を席巻しセンセーショナルなデビューを果たしたグザヴィエ・ドラン監督の長編監督2作目。同じ男性を好きになった男女の、探り合いや駆け引き、感情の揺れなど複雑な三角関係を描いたラブストーリー。ドラン監督は脚本、出演、プロデューサー、編集、コスチューム、アートディレクションも手がけており、本作には監督独自の美意識が込められている。ゲイの青年をドラン監督が、青年の親友で彼と同じ人を好きになる女性を「わたしはロランス」のモニア・ショクリが、二人から思いを寄せられる青年を「マイ・マザー」のニール・シュナイダーが演じている。第63回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品。
フランシス(グザヴィエ・ドラン)が好きになった人は、親友マリー(モニア・ショクリ)も思いを寄せるニコラ(ニール・シュナイダー)という青年。二人ともニコラに首ったけなのに相手の内心を探るために悪口を言ったり、ニコラの思わせぶりな態度にどぎまぎしたり。複雑な三角関係の中、片思いの歯がゆさや嫉妬心に身もだえする……。
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