胎内記憶の聞き取り調査や子育ての実践、インナーチャイルドへの自己肯定ワークなどをとらえたドキュメンタリー。研究者や教育者、たいわ士が子どもたちと真剣に向き合う姿を、音楽やナレーションを使わず、ありのままに映し出す。監督・製作・撮影・編集は、「祈り サムシンググレートとの対話」撮影の荻久保則男。
ストーリー
お母さんのお腹の中にいたときの記憶や、その前の記憶を指す“胎内記憶”は、2~4歳の子どもたちが話すと言われている。“内なるこども=インナーチャイルド”とは、心の深奥部に潜み、幼児期の体験によって傷つけられたり抑圧されたりしている真の自己のことである。この映画は音楽もナレーションも一切使用せず、胎内記憶の聞き取り調査や子育ての実践、内なる子どもへの自己肯定ワークの過程を丁寧にカメラがとらえていく。産婦人科医で胎内記憶研究の第一人者である池川明医師、幼児教育の専門家である飛谷ユミ子さん、かがみ知加子さん、中部大学の大門正幸教授、胎児や赤ちゃんの通訳であるたいわ士の南山みどりさん……。彼らが子どもたちと真剣に向き合う姿をありのままに収めた映像から、胎内記憶やインナーチャイルドについて知っている人も知らない人も、自分の大切な何かを感じるだろう。