「ドッグ・デイズ」で第58回ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞を受賞したオーストリアのウルリヒ・ザイドル監督による長編映画。ウクライナとオーストリアを舞台に、仕事を求めて新天地に渡った男女が、自分の存在意義や新しい人生を得ようとする姿を描く。2007年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
ストーリー
ウクライナの若いシングルマザーの看護師オルガ(エカテリーナ・ラック)は人生に今以上のものを求め、オーストリアへ行くことを決意する。そこで家政婦の仕事を見つけるが失職し、高齢者医療の病院で清掃婦の職に就く。一方、オーストリアの若い男ポール(ポール・ホフマン)は、やっとありついた警備員の仕事をあっさり解雇される。友人や知人、義父(ミカエル・トーマス)と、そこら中に借金をしているポールを、義父が仕事でウクライナへ連れ出す。仕事や自分の存在意義、新しい人生を求めて新しい地へ向かったオルガとポール。ふたりは自分を信じ、人生の意味を見つけようと格闘する……。
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作品データ
- 原題
- IMPORT/EXPORT
- 製作年
- 2007年
- 製作国
- オーストリア
- 配給
- ユーロスペース(提供 キングレコード)
- 初公開日
- 2014年3月1日
- 上映時間
- 135分
[c]キネマ旬報社