アルバン・ルノワール
サム・ロリ
ベテラン選手への憎しみを抱いたままゾンビ化したサッカー選手が試合に乱入し、人間と攻防を繰り広げる様を、コメディ要素も交えて描くホラー。「ザ・ホード 死霊の大群」のバンジャマン・ロシェと、「エイリアンVSヴァネッサ・パラディ」のティエリー・ポワローが監督した前後半別の作品を、1本として上映する。
スターダムにのし上がれないサッカー選手ジャノ・ベルボー。ある日、彼の家に届いた小包を開けると、中には怪しげな薬と注射が入っていた。憎きライバルであるサム・ロリ(アルバン・ルノワール)が所属するチームとの試合に勝つためにその薬でドーピングしたジャノは、しばらくして突然苦しみ出し、ゾンビへと変貌する。サムへの闘争心だけが残ったゾンビストライカーは、試合会場へ向けて走り出す。サッカーチーム“オランピック・ドゥ・パリ”の選手を乗せたバスは、格下相手E.J.A.Cとの試合のために、フランス北部にあるカペロングのスタジアムへ到着する。ホイッスルと共に試合が始まり、サムはチーム内の若手スター選手イドリス(アメッド・シラ)と点取り合戦を始めるが、ひょんなことからレッドカードを出され、退場する。サムがふてくされながらピッチをあとにすると、入れ違いでゾンビ化したジャノがピッチに乱入する。彼の吐き出す白い液体により、感染は瞬く間に広がっていく。満員のスタジアムの観戦者は全員感染者となり、ピッチ上のみならず、スタジアムの外でも選手とゾンビの攻防戦が繰り広げられる。この試合に勝つのはゾンビか、それとも人間か……?
監督
監督
脚本
脚本
脚本
脚本
脚本
製作
製作
撮影
音楽
[c]Capture The Flag Films
[c]キネマ旬報社