ダン・オバノン
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新天地を見い出す使命を担った探査船ダーク・スター号と、その4人の隊員たちの運命を描くSF映画。製作総指揮はジャック・H・ハリス、製作・監督・音楽は「ニューヨーク1997」のジョン・カーペンター、脚本はカーペンターとダン・オバノン、撮影はダグラス・ナップ、編集・特殊効果はダン・オバノン、特殊視覚効果はビル・テイラー、テクニカル・アドバイザーはロン・コッブが各々担当。出演はダン・オバノン、ブライアン・ナレル、ドレ・パヒッチ、カル・カルニホルム、ジョー・サウンダースなど。
21世紀半ば。人類は、銀河系を越え、新天地を求めていた。その役目を担った光速航行の探査船ダーク・スター号は、そのすぐれたコンピューター統括により、邪魔になる不安定惑星を爆破し続けていた。乗つているのはドゥーリトル(ブライアン・ナレル)、タルビイ(ドレ・パヒッチ)、ピンバック(ダン・オバノン)それにボイラー(カル・ニホルム)の4人だ。しかし、小惑星群の嵐に遭遇し、レーザーに異常が起こった。この事態に気がついた者はいない。そして爆破作業の途中で、事件が起きた。20号爆弾が指令を無視して動き始めたのだ。20号はレーザーの故障で船体から離脱できない状態なのだ。隊員の1人が探査船の底に外から回り、爆発に備える20号に説得する。1度出された命令を徹回することはできない、とはじめは言うことをきかない20号もやっと思いとどまった。しかし、これが2度、3度と繰り返され、遂に20号は爆破を決行することにする。タルバイは、以前から信じている、いずれ蘇るといわれるフェニックス星をめざし、ダーク・スターから離れ、ドゥーリトルは、サーフボードのような鉄きれをつかんでフワフワと浮遊し、他の2人は爆破と共に塵と化するのだった。
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Doolittle
Talby
Boiler
Commander_Powell
Mission_Control
監督、脚本、製作、音楽
脚本、編集、特殊効果
製作総指揮
撮影
特殊視覚効果
宇宙船デザイン
字幕
[c]キネマ旬報社