監督、撮影、編集、プロデューサー
11台の超小型カメラを駆使して、底引き網漁船の漁の模様を追ったドキュメンタリー。網の中でもがく魚や上空を飛ぶカモメなど、これまでにない視点からその全貌を明らかにする。ハーバード大学感覚民族誌学研究所の人類学者で映像作家としても活躍するルーシァン・キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェルが共同で監督。
ストーリー
ボストンから南へ1時間ほどの距離にあるマサチューセッツ州ニューベッドフォード。かつて世界最大の捕鯨基地として賑わい、文豪ハーマン・メルヴィルの『白鯨』をインスパイアしたあの港町から、巨大な底引網漁船アテーナ号とともに絶海へ向かう。危険で過酷な漁は数週間に渡り、船は漆黒の海を行く。その間、黙々と体を動かし、網を引き上げ、魚を見事な手つきで次々とさばいてゆく漁師たち。そこでは昼と夜、美と恐怖、生と死とが不気味に溶けあい、やがて我々の時空の感覚を狂わせてゆく。
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作品データ
- 原題
- LEVIATHAN
- 製作年
- 2012年
- 製作国
- アメリカ フランス イギリス
- 配給
- 東風
- 初公開日
- 2014年8月23日
- 上映時間
- 87分
- 製作会社
- Arrete Ton Cinema=Arrete ton Cinema=Harvard Sensory Ethnography Lab
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]Arrete Ton Cinema 2012
[c]キネマ旬報社