矢作穂香
夕希
五十嵐藍の人気コミック『ワールドゲイズ クリップス』を原作に、3編のオムニバスとして映画化。廃校が決まった高校を舞台に、3人の女性監督が等身大の少女たちの日常を描いた青春群像。出演は「映画 鈴木先生」の未来穂香、SKE48の佐藤すみれ(「ウルトラマンサーガ」)、「桐島、部活やめるってよ」の松岡茉優。
廃校が決まった高校で交錯する3つの淡い青春。3年生だけの校舎に響く彼女たちの声は、苦悩か、絶望か……?逃避、嫉妬、距離感。青春はいつでも残酷で美しい……筈だった。<エピソード1 「リトル・トリップ」>学校をサボってばかりの夕希(未来穂香)は、ある日、委員長の絢子(高嶋香帆)に興味を抱く。音楽を通じて心を通わせるようになった2人は、ある日、“だから、適当に逃げちゃえばいいんだって”という夕希の言葉をきっかけに、学校を抜け出してプチ家出を実行する。逃走の果てに、絢子が探し求めるものは手に入るのか。エンジンの響き。どこからか流れてくる叫びのメロディー。2人が辿り着いた場所は、愛と哀の交差点だった。<エピソード2 「らくがき うわがき」>絵を描くことを止めていた元美術部員の里未(佐藤すみれ)は、文化祭を機に、再び筆を取ることを決意。だが、彼女に想いを寄せる元クラスメイトの古谷(大石悠馬)と、美術部員の荻野(中山絵梨奈)の想いは、なぜかすれ違う……。<エピソード3 「倍音」>放課後の教室で出会ったリカ(松岡茉優)とユウ(古泉葵)。日常の音を録音するというユウの趣味に興味を持ったリカは、2人で様々な音を録音して遊ぶようになる。校舎で、街で、真実の音を捕まえようと。REC、REC、REC……。だが、2人に残された時間は長くはなかった……。
監督
監督
監督
原作
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
プロデューサー
主題歌
[c]2014 五十嵐藍・KADOKAWA/「ワールドゲイズ クリップス」パートナーズ
[c]キネマ旬報社