監督、脚本
カンヌ国際映画祭上映作品「S21 クメール・ルージュの虐殺者たち」のリティ・パニュによるカンボジア・アンコール遺跡群のドキュメンタリー。遺跡の修復に携わる人々や土産売りの少年がその輝かしい歴史と伝説を辿り、雄大な時の流れを描き出す。「消えた画 クメール・ルージュの真実」公開記念特集上映にて上映。
ストーリー
輝かしいアンコール王朝の歴史を物語るアンコールの遺跡群は、ポル・ポト政権下の内戦では戦場となり、現在は世界中からやってくる観光客で賑わう。しかしここは、生活が豊かではない農民たちの地である。ここに住み、遺跡修復に携わる人々と土産売りの少年が辿る、遺跡に刻まれた歴史と伝説。クメール文化と政治のダイナミズムに触れ、現代と悠久なるときを行き交い、未来へ託す想いとは。祖国を描き続けるリティ・パニュが、雄大な時の流れと希望をしなやかに描き出す。
スタッフ
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作品データ
- 原題
- LES GENS D'ANGKOR
- 製作年
- 2003年
- 製作国
- フランス
- 配給
- 提供 山形国際ドキュメンタリー映画祭
- 初公開日
- 2014年6月28日
- 上映時間
- 90分
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社