監督、脚本、撮影
カンボジアからフランスに渡って映画監督になったリティ・パニュによるドキュメンタリー。クメール・ルージュの政治犯収容所に被害者と加害者を集め、当時の様子を再現する。カンヌ国際映画祭出品作品、シカゴ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞受賞。「消えた画 クメール・ルージュの真実」に合わせた特集上映にて上映。
ストーリー
S21とは、1万数千人の処刑と拷問が行われ、一度入れば生きて出ることのない政治犯収容所。ここで生き残ったのはたった3人。本作は、クメール・ルージュの大虐殺の加害者と被害者をその場所に集め、非人間的で過酷な日々を再現していく。証言により数々の真実が明らかになり、対峙する2人のやりとりの迫力が25年の歳月を越える。かつて拷問が行われた場所で被害者と加害者を向い合せる手法が、世界中の観客を震撼させる。
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ニュース
作品データ
- 原題
- S21, LA MACHINE DE MORT KHMERE ROUGE
- 製作年
- 2002年
- 製作国
- フランス
- 配給
- 提供 山形国際ドキュメンタリー映画祭
- 初公開日
- 2014年6月28日
- 上映時間
- 101分
- ジャンル
- ドキュメンタリー
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