大江健三郎の同名小説を、「S21 クメール・ルージュの虐殺者たち」のリティ・パニュが舞台をカンボジアに翻案して映画化。カンボジアの村で捕えられた黒人パイロットと、その見張り役の少年たちの姿を描く。出演は、「ヒットマン」のシリル・ゲイ。「消えた画 クメール・ルージュの真実」公開記念特集上映にて上映。
ストーリー
1972年、クメール・ルージュ前夜のカンボジア。国境を越えたベトナムでは戦争が激しさを増し、ベトナムを爆撃するアメリカ軍の飛行機がカンボジアの上空を飛んでいた。クメール・ルージュの思想が浸透する寒村に米軍機が墜落し、乗っていた黒人パイロットは捕えられ、鎖に繋がれて飼われていた。囚人の見張り役の子供たちは、その黒人を敵と見なさず、殺さないでいられるのか……?
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作品データ
- 原題
- GIBIER D' ELEVAGE
- 製作年
- 2011年
- 製作国
- フランス
- 配給
- フィルムディストリビューション
- 初公開日
- 2014年6月28日
- 上映時間
- 90分
[c]キネマ旬報社