玄理
ミンジョン
ひょんなことから新興宗教の教祖となった若い女性を中心に、何かを求めてその周りに集う人々の人間模様を描いたドラマ。主演は東京に生まれ、『フリーター、家を買う。』や「ジャッジ!」など、韓国、日本、ヨーロッパを舞台にボーダーレスな活動を続ける玄里。監督は、実践映画塾“シネマインパクト”を主宰する山本政志。
東京、新宿のコリアンタウン。在日韓国人のミンジョン(玄里)は、美奈(趣里)の誘いに乗り、軽くひと稼ぎしてから頃合いを見てやめるつもりで巫女を始めた。しかし、救済を求める信者が増え、宗教団体“真教・神の水”が設立されると、後戻りできない状況になってゆく。借金取りに追われる父親、それを追う狂気の追跡者、教団を操ろうとする広告代理店の男、教団に夢を託す女、救済を求める信者たち。ミンジョンは聖と俗の狭間で苦悩し、偽物だった宗教に心が入ってくる。やがて、大いなる祈りを捧げ始めるミンジョン。不安定な現代に“祈り”を捧げ、“祈り”によって世界を救済する。いったい何が“本物”で、何が“偽物”なのか?大いなる祈りは、世界に届くのか?
監督、脚本
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
プロデューサー
ライン・プロデューサー
[c]CINEMA☆IMPACT
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