愛田奈々
千春
ピンク映画誕生50周年を記念して製作された作品。長年、ピンク映画界で活躍してきた渡辺護が企画したものの、製作準備中に病に倒れて他界したため、脚本を執筆した井川耕一郎(「寝耳に水」)が監督を引き継いで完成させた。出演は「さみしい未亡人 なぐさめの悶え」の愛田奈々、「ミスピーチ 巨乳は桃の甘み」の岡田智宏。
江戸の町人風の男と女が、春画の中で様々なまぐわいを見せている。仰向けになって片足を上げた男の上に女が跨り、男の足にしがみつく。男の足を宝船の帆柱に見立てる。女は弁天様のよう。それは、性戯四十八手のうちの“宝船”……。誠実そうな30過ぎの一夫(岡田智宏)と、まだ20代後半のうぶな千春(愛田奈々)は、結婚1年目の若い夫婦。ある晩、千春の寝言で“たからぶね”という言葉を聞いた一夫は、それ以来、その言葉がこびりついたように頭から離れなくなる。そんなある日、叔父の健次(なかみつせいじ)からエロ写真集を見せられた一夫は、“たからぶね”が四十八手の体位であることを知る。清純な千春はエロに免疫がないと思い込んでいた一夫だったが、実は千春は結婚前から健次と交際し、結婚後も夫の目を盗んで健次とのセックスライフを楽しんでいたのだ。やがてその事実を知った健次の妻・敏子(佐々木麻由子)と一夫は、結託してそれぞれのパートナーに強烈な仕返しを計画。そして、ついに復讐の日がやって来る……。
監督、脚本
原案、企画
撮影、照明
編集
特殊造形
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
挿入歌
タイトル