広島・尾道にある一風変わったCDショップ『れいこう堂』の店長で、ローカルヒーローとして多くの人から愛される信恵勝彦の姿を追ったドキュメンタリー。あらゆるいのちと自然、音楽を愛し、あるときはライブやイベントの準備に、またあるときは人助けにと、自分を犠牲にして人のために奔走する彼の日常を捉える。EGO-WRAPPIN’、二階堂和美、モアリズムら彼と親交のあるミュージシャンや地元の人々の声を取り上げるほか、UAや「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみ監督らが取材協力している。NPO法人まちづくりプロジェクトiD尾道副代表理事を務める田中トシノリ監督をはじめ、尾道市民もしくは移住組のスタッフたちで制作。2014年5月31日より、広島県・シネマ尾道にて先行公開された。
ストーリー
広島県尾道市。尾道駅の裏に、無農薬野菜や酵素ジュース、セレクト雑誌の合間にインディーズを中心としたCDが並ぶ一風変わったCDショップ『れいこう堂』がある。この店の店長・信恵勝彦は、植木鉢と水槽のメダカと昼寝する猫に店を任せ、あるときはライブやイベントの準備に、あるときは人助けに、またあるときは店を存続させるためのバイトにといつもどこかに出かけている。世のため人のために奔走し、スーパーローカルヒーローとして愛される彼の姿を追いかける。