2011年の東日本大震災に続く福島第一原発事故をきっかけに、原発について自分が何も知らないことに気付いた映画監督の石田朝也が、多数の関係者にインタビューを重ねたドキュメンタリー。インタビューの相手には、菅直人、細川護煕といった歴代総理経験者から事故当時の内閣関係者、原子力の専門家など様々な人物が登場する。
ストーリー
原子力は未来永劫、私たちの文明を照らす光だろうか?東日本大震災と福島第一原発事故を経験した私たちは、もはやその神話を信じることができない。しかし、発達した文明を手放すこともできずにいる。2011年の大震災、そして原発事故以降、監督の石田朝也は原発に疑問を抱いた。自分の目で確かめるため、福島の人々や震災直後の混乱した官邸と福島第一原発の状況を知る当時の内閣関係者にインタビューを決行。さらに、原子力工学の第一人者に“原発って何?”という質問をぶつけ、太陽光発電関係者には“新しいエネルギー”について尋ねる。そこから見えてくるのは、それぞれの立場から描き出される日本の未来の設計図。そしてそれぞれの正義。時には“何しにきた!”と怒られ、“不勉強”と呆れられたりもするが、その歩みを止めることはない。怖いもの知らずの“無知な男”石田朝也。その突撃インタビューを記録した。
キャスト
福山哲郎
菅直人
スタッフ
監督、編集
石田朝也
エグゼクティブプロデューサー
北島成治
エグゼクティブプロデューサー
松本典丈
エグゼクティブプロデューサー
櫻井隆
撮影
松崎高久
録音
小松一之
ゼネラルプロデューサー
大塚馨
アソシエイト・プロデューサー
植田真仁
ライン・プロデューサー
米倉宏一
音響設計