監督、ナレーション、撮影、音楽監督、編集、写真監督
アメリカ全土に建設された無駄なダムを撤去し、川の自由を取り戻すために活動を続ける人々の姿を追ったドキュメンタリー。“クレイジー”と言われたダム撤去を実現に導いた人々の姿を通じて、新たな時代への希望を見出す。アウトドア用品メーカー“パタゴニア”の創設者イヴォン・シュイナードが製作総指揮に名を連ねている。
ストーリー
アメリカ合衆国全土に建設された7万5千基ものダム。それらの多くは川を変貌させ、魚を絶滅させながらも、期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろ、その維持に高い経済的負担を強いられているのが現実である。そんな負の面ばかりのダムを“撤去”する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが、それが当たり前に語られるようになるまでには、“クレイジー”と言われながらも川の自由を求め続けてきた人々の挑戦があった。地球の血管にも例えられる川。ダムが川に及ぼす影響は、私たちを含めたすべての生き物に影響する。ダムが撤去された時、川は解放され、自ら元の姿に回復してゆく。本作が映し出す川の生命力と美しさは、人間も自然の一部であることを改めて気付かせ、技術によって自然を征服してきた過去と決別し、新たな未来へ向かうための希望を見せてくれる。
スタッフ
監督、プロデューサー、撮影助手
トラヴィス・ラメル
音楽監督
ボディ・ジョンソン
音響効果
トッド・ハニガン
音響効果
ジェイソン・マリアーニ
企画、プロデューサー、水中写真監督
マット・シュテッカー
企画、製作責任者
イヴォン・シュイナード
アソシエイト・プロデューサー
ベーダ・カルフーン
モーショングラフィックス