ペルッティ・クリッカ
PKNギター
知的障害を抱えた4人のメンバーで構成されるフィンランドのパンクバンド“ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト”を追ったドキュメンタリー。バンドの練習やリハーサル、ライヴを記録。4人それぞれの際立った個性と魅力を映し出し、自由への欲求や社会への怒りをシンプルかつ力強く表現した音楽にも焦点を当てる。山形国際ドキュメンタリー映画祭2013インターナショナル・コンペティション部門出品作品。
フィンランドのパンクロックバンド“ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト”は、知的障害を抱えたペルッティ・クリッカ(ギター)、カリ・アールト(ヴォーカル)、サミ・ヘッレ(ベース)、トニ・ヴァリタロ(ドラム)の4人構成。カメラはそんな彼らの日常に寄り添い、バンドの練習やリハーサル、ライヴを記録し、4人それぞれの際立った個性と魅力、そして彼らの間に生まれる感情の揺れ動きを映し出していく。とにかく服の縫い目が気になるペルッティ、足の爪は自分で切りたいというカリ、美人議員が大好きなサミ、家から出たくないトニ。「精神科施設のメシはまるで豚のエサ」「いつかグループホームを爆破してやる」「少しばかりの敬意と平等が欲しい……」施設や社会への不満を強烈な歌詞にぶつける彼らの姿は、パンクファンのみならず多くの人々を魅了する。
監督、脚本、録音
監督、脚本、撮影
脚本、製作
演出
音楽
編集
録音
音響
音声
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