監督
ソビブル収容所で起こったユダヤ人による武力蜂起の計画と挫折を追ったドキュメンタリー。同収容所に連行された生存者の証言をもとに、過酷な逃亡劇の真相に迫る。監督は、「SHOAH ショアー」のクロード・ランズマン。シアターイメージフォーラムにて特集上映で公開。2001年カンヌ国際映画祭正式招待作品。
ストーリー
映画「SHOAH ショアー」の後半で明らかにされた、収容所でのユダヤ人による武装蜂起の計画と挫折を追う。ガス室での殺害を中止に追い込んだソビブル収容所で、400名近くの脱走者のなかで、たった100人の生存者しかいなかった過酷な逃亡劇があった。16歳でワルシャワ・ゲットーから収容所に連行されたイェフダ・レルネルの証言をもとに、“ユダヤ人は羊のようにおとなしく殺されていったのではない”という事実を明らかにしていく。