2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界に広く親しまれている和食。50年前にアメリカに移住し日本の食材や和食を広め続けている共同貿易会長・金井紀年をはじめ、和食の文化遺産申請の立役者である料亭『菊乃井』主人・村田吉弘ら和食文化の普及に尽力した人々や料理人らに話を伺い、日米での和食の過去、現在、未来を描くドキュメンタリー。監督は「東洋宮武が覗いた時代」「マリリンに会いたい」を手がけ、すずきじゅんいち。アメリカに10年以上住む監督ならではの視点で、日本とアメリカ、両国から和食の本質に迫る。ナレーションを務めるのは、アジア系アメリカ人によるコメディー集団『コールド・トウフ』のヘレン・オオタ。
ストーリー
日本独自の文化の中で育まれ今や世界に広く親しまれている和食は、2013年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。今日ここまで和食がワールドワイドに認知されるようになったのは、普及に務めた人たちの並々ならぬ情熱があってのものである。共同貿易会長の金井紀年は50年前にアメリカに移住し、いつか必ずアメリカ人も握り寿司を食べる日が来ると信じて日本の食材をアメリカに広めた。和食の文化遺産申請の立役者と言われる京都の料亭『菊乃井』主人の村田吉弘は、和食の世界コンペを主催し、世界に向けた和食の発信に貢献している。文化遺産登録の中心人物である静岡文化芸術大学学長・熊倉功夫、世界中で日本食レストラン『NOBU』を経営する松久信幸、ロブショングループのオーナー・シェフであるジョエル・ロブションらの話から、国境を超える和食の過去、現在、そして未来に迫る。
スタッフ
監督
すずきじゅんいち
ナレーション
ヘレン・オオタ
製作総指揮
鈴木隆一
製作総指揮
渋谷尚武
カメラ
本間秀幸
撮影監督
小渕将史
音楽
松本晃彦
編集
水原徹
録音
福原達直
プロデューサー
影山順
プロデューサー
赤羽俊輔
プロデューサー
羽田アン
ミキシング
メディ・ハシン
チーフプロデューサー
寺坂重人
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
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