藤原令子
ダイコクザノシンニュウシャイン アスカ
1892年に芝居小屋としてスタートし多くの名作を上映してきた広島県福山市の映画館・シネフク大黒座の閉館に向けた町の人々やスタッフらの心模様を、実話を織り交ぜ綴っていくドラマ。劇場を映像に残したいという関係者の思いから生まれた本作は取り壊し間際の大黒座で撮影され、館内の壁に観客が書き残したメッセージが収められているほか、実際の閉館セレモニーや工事の様子も映し出す。監督は数々のドキュメンタリー番組を手がけ同じく広島を舞台にした「ラジオの恋」で劇映画に進出した時川英之。出演は「ももいろそらを」の藤原令子、「テニスの王子様」の本郷奏多、「サッド ヴァケイション」の石田えりほか。2015年10月31日より広島県先行上映。
広島県福山市の地で長期に渡り親しまれてきた映画館・大黒座が、122年の歴史に幕を閉じることになる。ある夜、大黒座の新入社員・明日香(藤原令子)は館内で不思議な老人と出会う。老人は奇妙な言葉を残して、姿を消してしまった。閉館の日が迫る中、小さい頃から大黒座に通いいつか映画を作りたいと思いながら何もできないでいるバーテンダーのアキラ(本郷奏多)、閉館反対の人々、そんな人たちをなだめる支配人(石田えり)、館内の壁にメッセージを書く観客たち、大黒座を愛する人たちの思いが溢れだす。そしてついに迎えた最終日、劇場は埋め尽くさんばかりに多くの観客が集まり賑わっていた。スクリーンに最後の映画が映し出され、それぞれの脳裏に思い出が浮かび上がってくる。その時、あの老人が明日香の前に再び現れる。
ダイコクザノシンニュウシャイン アスカ
バーテンダー アキラ
ナゾノボウシノロウジン
ダイコクザシハイニン フジモト
ダイコクザエイシャギシ オオクボ
ヤクザフウノオトコ トヨシタ
テレビキョクディレクター ニイミ
センニンノアシスタント
センニン
ギンコウイン マツキ
ダイコクザシャイン タニムラ
イザカヤテンイン
バージョウレンキャク
ダイコクザジョウレンキャク ナカザワ
ダイコクザシャイン タケイ
監督、脚本、編集
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
衣裳
照明
録音
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
ライン・プロデューサー
デザインワークス
制作プロダクション
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