ブライアリー・ロング
ターニャ
人間とアンドロイドの共演で話題を呼んだ平田オリザの舞台劇を映画化。放射能に侵された近未来の日本で、国外への避難がままならずに悲しい運命を迎える南アフリカ難民の女性と、彼女に寄り添うアンドロイドの姿を通して、生きる事、そして死ぬ事とは何かを見つめる。監督は国内外の映画祭で話題を呼んだ『ほとりの朔子』の深田晃司。
原子力発電施設の爆発で放射能に侵された近未来の日本。国土の8割が深刻な放射能汚染にさらされ、政府は“棄国”を宣言する。計画的避難体制のもと、国民は国外へ避難するが、避難優先順位の低い南アフリカ難民のターニャと病弱な彼女をサポートするアンドロイドのレオナは取り残される。そして、遂に最期の時を迎える事になる。
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