葉山奨之
戸上哲夫
17歳の高校生・哲夫の難病を抱えた少女とのひと夏の出会いから別れまでを描いた“過去”と、喪失感から立ち直れないまま生きる14年後の哲夫が思い出と向き合いながら再生へと向かう“現在”の2つの時間軸が交錯するラブストーリー。出演は、ドラマ『まれ』の葉山奨之、「ヤクザガール」の荒川ちか、ドラマ『きょうは会社休みます。』の古畑星夏。監督は、短編「後ろむきの青」で第4回知多半島映画祭準グランプリを獲得し、本作が長編初監督となる神村友征。
ケンカで傷を負い、市内の病院に入院している高校2年生の哲夫(葉山奨之)は暇を持て余していたが、同じ病院に入院している舞子(荒川ちか)に出会う。生まれながら難病を患う舞子は、その影響で話すことも聞くこともできない。最初は戸惑う哲夫だったが、舞子の持っていた音声補助装置やメモ帳を使って文字を交わすうち、心を通わせていく。二人はお互いに淡い恋心を抱き始める。退院後も毎日会いに来ると約束した哲夫は、その言葉通り退院後も舞子の入院している病院に通い続ける。一方、哲夫に想いを寄せる幼馴染のユカ(古畑星夏)はそんな二人の関係をよく思わず、舞子をひどい言葉で傷つける。落ち込む舞子だったが、二人の交際に反対していた舞子の母・喜代美(菊池麻衣子)が彼女の背中を押す。そんななか、誕生日に外出許可の出た舞子は、行きたいところがあると哲夫に告げる。哲夫は舞子を喜ばせようと息巻くが、舞子には徐々に病魔の影が迫っていた……。
戸上哲夫
高代舞子
モリノユカ
モリノユカ(ジュウヨネンゴ)
戸上哲夫(14年後)
高代喜代美
監督、脚本、編集
製作
製作
撮影
音楽
編集
編集
衣裳デザイン
ヘアメイク
照明
録音
助監督
プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
主題歌
制作担当
[c]「夏ノ日、君ノ声」製作委員会
[c]キネマ旬報社