ファブリックの女王:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ファブリックの女王
ファブリックの女王
-

ファブリックの女王

2016年5月14日公開、85分、伝記
1
1
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ファッションや雑貨を手がけるフィンランドのブランド『マリメッコ』の創業者アルミ・ラティアの生涯を描き出す伝記ドラマ。新しいライフスタイルを作ろうとし、幾度も危機に見舞われながら時代の先端を駆け抜けたアルミ。しかしその裏には深い孤独があった。監督は、第56回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したイングマール・ベルイマン監督作「ファニーとアレクサンデル」にプロデューサーとして携わったヨールン・ドンネル。『マリメッコ』初期に役員を務めており、構想に50年かけ完成させた。劇中劇のスタイルが用いられ、アルミを演じた女優の俯瞰的視点を取り入れている。

配信で観る

ストーリー

アルミは戦争で兄弟を亡くし、工房も失ってしまう。夫ヴィリヨは業務用オイルプリントを作る会社を買収、アルミはそこで働くうちに、個人向けに綿の布地にプリントすることを思いつく。そして1951年、新会社マリメッコを設立。軌道に乗せるため、全財産を賭けて、布地の使い方をアピールするドレスのファッションショーを開催する。こうしてヘルシンキで初めて行われたファッションショーは大成功を収め、独特な色遣いとデザインが施された布地や女性をレースやコルセットから解放したドレスは一躍脚光を浴びる。才気あふれるデザイナーに自由にデザインをさせ、手がけた布地には名前とデザイナーの名前を冠した。アルミはマリメッコに人生を賭け、従業員たちと何でも言い合い、家族のように思ってきた。そのために面倒を引き受け出費を惜しまないアルミに、銀行は難色を示し、経営危機に陥ることも何度もあった。それでもアルミは常識をはずれるほどマリメッコに傾倒。ついには夫や子どもたちに見放されてしまい、理解を得られない淋しさを酒や他の男性で紛らわせようとする。やがてマリメッコは知的な人々のユニフォームとして世界に広まるまでに成長。そしてアルミは、職住が一体となった自然あふれる理想郷マリメッコ村(マリキュラ)を作ろうとする。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
ARMI ELÄÄ!
製作年
2015年
製作国
フィンランド
配給
パンドラ=kinologue
初公開日
2016年5月14日
上映時間
85分
製作会社
(制作 ブフォ)
ジャンル
伝記

[c]Bufo Ltd 2015
[c]キネマ旬報社