「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督によるラブコメディー。大学の卒業式にウェディングドレスで登場したチー・ジア。その場で同棲中の恋人にプロポーズするが無残にフラれ、トラウマを抱えたまま26歳で若年性更年期と診断されてしまう。出演は「クラウド アトラス」のジョウ・シュン、「最愛の子」のトン・ダーウェイ、『グリード FROM THE DEEP』のジャン・ズーリン、「いつか、また」のウォレス・チョン。日本語吹替版ではヒロインの声を「SPY_N」の藤原紀香が担当する。2016年2月27日より名古屋先行公開。
ストーリー
2009年。同棲中の恋人との結婚を夢見る女子大生、チー・ジア(ジョウ・シュン)は、卒業式にウェディングドレスで出席。サプライズでプロポーズを計画するが、恋人の返事は「結婚は考えられない……」公衆の面前で放たれたその一言に、チー・ジアの自信とプライドは見事に崩れ去る。しかし、彼女は大学卒業後も北京へ就職した彼を忘れられないでいた。そんなトラウマを引きずりながら26歳になったチー・ジアは、医者から若年性更年期と診断されてしまう。ある日、チー・ジアがホームレスに絡まれていたとき、大学で“最も冴えない男”だったユアン・シャオオウ(トン・ダーウェイ)に助けられる。「帰る場所がない」というユアン。親友の毒舌女、リン・シューアル(ジャン・ズーリン)の猛反対を押し切り、チー・ジアはこの冴えない男と奇妙な同居生活をスタートさせる。ユアンは懸命にチー・ジアの心から“最悪の経験”を忘れさせようと毎日奮闘するが空回り。そんななか、いつまでも彼を忘れられないチー・ジアに北京で働く彼から郵便が届く。それは結婚式への招待状だった。ユアンは反対するが、チー・ジアは北京の結婚式へ乗り込むことを決意。実は彼女は密かに結婚式で彼を略奪しようと画策していた……。