1957年の製作から49年を経て日本初公開となるサミュエル・フラーの戦争映画。第一次インドシナ戦争を舞台に、危険な破壊工作任務に就いたフランス外人部隊の2人の男と、その案内役を務めることになった1人の女性が織り成すドラマ。「宇宙戦争」(53)のジーン・バリー、「オーシャンと十一人の仲間」のアンジー・ディキンソン、人気歌手のナット・キング・コール(「キャット・バルー」)が出演。
ストーリー
第一次インドシナ戦争で、仏領インドシナからフランスが撤退した1954年。かつて朝鮮戦争で戦ったアメリカ人ブロック(ジーン・バリー)とゴールディ(ナット・キング・コール)は、今や傭兵としてフランス外人部隊に所属し、インドシナで戦っていた。ある日、ブロック率いる破壊工作班は、敵地を潜り抜けて中国国境にあるベトミンの軍需品集積場を爆破するよう命じられる。その案内役に雇われたのは、かつてブロックの妻だった欧亜混血の女性リーア(アンジー・ディキンソン)。だが、彼との間にもうけた息子が東洋人的風貌だったことから、今では母子揃って捨てられていた。案内役を務める見返りとして、5歳になった息子を合衆国へ避難させる約束を仏軍と交わすリーア。やがて、危険な任務遂行のために一行は出発するが……。
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