「コロッサル・ユース」のペドロ・コスタ監督が、リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区の人々と創りあげたドラマ。ポルトガルに暮らすアフリカからの移民の苦難の歴史と記憶を、ひとりの男の人生の終焉とともに虚実入り混じった手法で綴る。2015年山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞、2014年ロカルノ国際映画祭最優秀監督賞受賞。
ストーリー
一人の男の人生が終わろうとするなか、どこからか手紙が届いた。彼がアフリカの小さな火山の島からやって来てから何十年も経ち、今は記憶も途切れ途切れである。故郷の島、カーボ・ヴェルデからの知らせを伝えるために、女が現れる。移民の男はリスボンのスラムで生活しながら、日々の糧を稼ぐためにレンガ工場や工事現場で働いた。今でも脳裏に浮かぶのは、故郷で飼っていた一頭の馬の記憶だった……。
キャスト
スタッフ
監督、脚本、撮影
ペドロ・コスタ
製作
アベル・リベイロ・シャーヴィス
撮影
レオナルド・シモンイス
音楽
オイス・トゥパロイス
編集
ジュアン・ディアス
録音
オリヴィエ・ブラン
録音
ヴァスコ・ペドロソ
ミキシング
ブランコ・ネスコフ
整音
ウーゴ・レイトン
整音
イヴ・コヒア=ゲーディス
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- CAVALO DINHEIRO
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- ポルトガル
- 配給
- シネマトリックス
- 初公開日
- 2016年6月18日
- 上映時間
- 104分
- 製作会社
- Sociedade Optica Tecnica
[c]キネマ旬報社