![リチャード・ドーマー](/img/common/temporaryImage.png)
イエジー・スコリモフスキが、午後5時からの11分間を舞台に、大都会で暮らす人々の姿と、やがて訪れる運命を描いた群像劇スタイルのサスペンス。起承転結や詳細な心理描写、背景説明などを排除、各々のドラマをモザイク状に配置した斬新な手法が見もの。出演は「ベルファスト71」のリチャード・ドーマー、「カティンの森」のアンジェイ・ヒラ。
ストーリー
午後5時前。顔に殴られた跡を残して、警察から自宅に戻ってきたヘルマン(ヴォイチェフ・メツファルドフスキ)。嫉妬深い彼は、妻で女優のアニャ(パウリナ・ハプコ)と諍いになるが、やがて睡眠薬を入れたシャンパンを喉に流し込み、寝てしまう。その間に、映画監督(リチャード・ドーマー)との面接のためにホテルへ向かうアニャ。午後5時。慌てて飛び起きたヘルマンは、アニャを追ってホテルへ向かう。そのホテルの前では、最近、刑務所から出たばかりの男(アンジェイ・ヒラ)が、ホットドッグの屋台を開いていた。一方、人妻とドラッグをやりながら情事に耽っていたバイク便の配達員(ダヴィド・オグロドニク)は、彼女の夫が帰宅したため、慌てて逃げ出す。やがて、父親であるホットドッグ屋台の主人に電話で呼ばれ、ホテルへ向かう。そのホテルの一室で、ポルノ映画を見ている一組の男女。そして彼らの頭上には、着陸態勢に入ろうとする旅客機の姿があった……。午後5時から5時11分までの11分間、様々な人々の運命が絡み合い、やがて迎える結末は……。
キャスト
![リチャード・ドーマー](/img/common/temporaryImage.png)
![ヴォイチェフ・メツファルドフスキ](/img/common/temporaryImage.png)
ヴォイチェフ・メツファルドフスキ
![パウリナ・ハプコ](/img/common/temporaryImage.png)
パウリナ・ハプコ
![アンジェイ・ヒラ](/img/common/temporaryImage.png)
アンジェイ・ヒラ
![ダヴィド・オグロドニク](/img/common/temporaryImage.png)
ダヴィド・オグロドニク
![アガタ・ブゼク](/img/common/temporaryImage.png)
アガタ・ブゼク
![ピョトル・グロバツキ](/img/common/temporaryImage.png)
ピョトル・グロバツキ
![アンナ・マリア・ブチェク](/img/common/temporaryImage.png)
アンナ・マリア・ブチェク
![ヤン・ノビツキ](/img/common/temporaryImage.png)
ヤン・ノビツキ
![ウカシュ・シコラ](/img/common/temporaryImage.png)
ウカシュ・シコラ
![イフィ・ウデ](/img/common/temporaryImage.png)
イフィ・ウデ
![マテウシュ・コシチュキェヴィチ](/img/common/temporaryImage.png)
マテウシュ・コシチュキェヴィチ
![グラジナ・ブウェンツカ=コルスカ](/img/common/temporaryImage.png)
グラジナ・ブウェンツカ=コルスカ
![ヤヌシュ・ハビョル](/img/common/temporaryImage.png)
ヤヌシュ・ハビョル
スタッフ
監督、脚本、製作、プロデューサー
イェジー・スコリモフスキー
製作総指揮
ジェレミー・トーマス
製作総指揮
アンドリュー・ロウ
製作総指揮
エド・ギニー
製作総指揮
アイリーン・タスカ
製作総指揮
マレク・ジドヴィチ
撮影
ミコワイ・ウェプコスキ
音楽
パベウ・ミキェティン
美術監督
ヨアンナ・カチンスカ
美術監督
ヴォイチェフ・ジョガワ
編集
アグニェシュカ・グリンスカ
衣装
カリナ・ラフ
メイク
アンナ・ノベル=ノビェルスカ
録音
ラドスワフ・オフニョ
プロダクション・マネージャー
アンジェイ・ステンポフスキ
プロダクション・マネージャー
ダリウシュ・クウォドフスキ
プロデューサー
エヴァ・ピャスコフスカ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- 11 MINUT
- 映倫区分
- PG12
- 製作年
- 2015年
- 製作国
- ポーランド=アイルランド
- 配給
- コピアポア・フィルム(提供 ポニーキャニオン=マーメイドフィルム)
- 初公開日
- 2016年8月20日
- 上映時間
- 81分
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
[c]2015 SKOPIA FILM, ELEMENT PICTURES, HBO, ORANGE POLSKA S.A., TVP S.A., TUMULT
[c]キネマ旬報社