1978年に起きた事件を「友へ チング」のクァク・キョンテク監督が映画化。少女が誘拐されるが、捜査は難航。コン刑事は犯人からの連絡を予言した占い師キムとともに、少女を取り戻そうとする。特集企画『反逆の韓国ノワール2016』の一篇。少女を探す刑事を「チェイサー」のキム・ユンソクが、占い師を「ベテラン」のユ・ヘジンが演じる。劇場公開に先駆け、2015年11月13日に第1回大阪韓国映画祭にて上映された。
ストーリー
1978年。韓国・釜山で、下校途中だった小学生の少女が何者かに連れ去られる事件が起きる。コン刑事は少女の命に危険が及ばないよう、極秘に捜査を開始する。しかし数日経っても一向に犯人からの接触はないままで、手がかりは何もつかめずにいた。少女の両親は藁にもすがる思いで方々の占い師にあたるが、おしなべて娘の死を告げるばかり。そんな中、キムという導師だけは少女は生きているとした上で、15日後に犯人から連絡がくること、少女はコン刑事が救出することを予言する。コン刑事はその話をさして気にも留めていなかったが、事件から15日後、犯人から身代金を要求する電話がかかってくる。
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