「何を怖れる フェミニズムを生きた女たち」の松井久子が、日本国憲法について、主権者である国民の間にその知識を広めることを目的に製作したドキュメンタリー。政治色を抑え、一般市民の目線で、成立から現在に至る経緯までが学べる内容となっている。作家の瀬戸内寂聴、評論家の孫崎亨、憲法学者の長谷部恭男など多彩な人物が出演し、竹下景子がナレーションを担当している。
ストーリー
国の形を決める憲法に、誰もが当たり前に関心を持ち、正しい知識を得て理解を深めるため、歴史的事実を重視し、立憲主義から日本国憲法の成立とその意義、現在の改憲論議に至る流れを解き明かしてゆく。そこには、憲法論議が政治によって進められるのでなく、主権者である国民の間に広がるようにとの願いが込められている。