第28回東京国際映画祭で観客賞を受賞したイタリア発のコメディ。優秀だが傲慢な外科医トンマーゾは、長男が神父になりたいと言い出したことから、調査を開始。その理由が、派手なパフォーマンスで人気のピエトロ神父にあると睨み、教会に潜入するが……。出演は「赤いアモーレ」のマルコ・ジャリーニ、「恋するローマ、元カレ・元カノ」のアレッサンドロ・ガスマン。
ストーリー
今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ(マルコ・ジャリーニ)は、医師としては優秀ながら、傲慢な性格と容赦のない毒舌で周りからは煙たがられていた。プライベートでは妻との仲が倦怠気味の上に、お気楽な長女はサエない男と結婚。それでも、頭脳明晰な長男が医師を継いでくれれば満足……。と思っていた矢先、あろうことか医大に通うその長男が“神父になりたい”と宣言する。表向きは物分かりのいい振りをする一方で、独自の調査に乗り出すトンマーゾ。やがて、長男が派手なパフォーマンスで人気のピエトロ神父(アレッサンドロ・ガスマン)に”洗脳”されていると睨み、信者を装って教会に潜入する。目に見えるものだけを信じる医師と、見えないものこそ信じる神父。真逆の2人の対決と、いつのまにか芽生えたまさかの友情の行方は……?
スタッフ
監督、脚本
エドアルド・ファルコーネ
脚本
マルコ・マルターニ
撮影監督
トンマーゾ・ボルグストロム
音楽
カルロ・ヴィルズィ
編集
ルチャーナ・パンドルフェッリ
衣装
ルイジ・ボナーノ
プロデューサー
マリオ・ジャナーニ
プロデューサー
ロレンツォ・ミエーリ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]Wildside 2015
[c]キネマ旬報社