木南晴夏
一青妙
歌手・一青窈の姉、一青妙によるエッセイを原作に「劇場版 神戸在住」の白羽弥仁監督が映画化。台湾人の父と日本人の母の間に生まれた姉妹。二人が家族で暮らした家を取り壊す時に見つけた赤い木箱の中には、亡き母が書いた台湾料理のレシピ帳が入っていた。出演は「グッドモーニングショー」の木南晴夏、「父の初七日」の呉朋奉、「花芯」の藤本泉、「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」の甲本雅裕、「ふしぎな岬の物語」の春風亭昇太、「悲しき天使」の河合美智子。一青家のゆかりの地である石川県中能登町の町制10周年記念事業として製作。全国公開に先駆け、2017年2月4日より石川県先行公開。
台湾人の父と日本人の母、そして可愛い妹と共に家族4人で暮らした懐かしい東京の家を取り壊す時に見つかった赤い木箱。古い手紙の束と一緒に入っていたのは20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳だった。一青妙(木南晴夏)の脳裏に、いつも料理をしていた母の姿が浮かぶ……。幼少期を台湾で過ごした妙。慣れない環境で苦労もあったはずなのに、記憶の中の母・かづ枝(河合美智子)は、言葉も台湾料理もそつなくこなす明るく逞しい母であった。やがて妹・窈が生まれ、一家は東京へ移り住む。だが時を経ずして、優しい父が他界。どんなに辛い時でも、かづ枝は日々、娘たちに料理を作り続け、姉妹はその料理を愛した。大学生になった妙が隠し事をした時も、その心を戻したのは母が黙って差し出すお粥だった。かづ枝の料理は家族の絆を強め、そして周囲の人々をも幸せな気持ちにさせていく。そんなある日、かづ枝は病に倒れ、亡くなってしまう。だが妙と窈を悲しみから救ってくれたのもまた冷凍庫に残されていた母の味であった……。あれから20年。姉妹は、一青家ゆかりの地、石川県中能登町にあるかづ枝の墓前で母の小さな秘密を知る。やがて妙は、ある思いに駆り立てられ、台湾へと向かうのだった……。
監督、脚本
原作、企画協力
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装
メイク
照明
録音
音響効果
助監督
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
主題歌
[c]一青妙/講談社 [c]2016「ママ、ごはんまだ?」製作委員会
[c]キネマ旬報社