福島おりね
入之波織音
新鋭・栗栖直也が7年の歳月をかけ、ほぼ一人で制作した3DCGアニメ。幼い頃、事故で両親を失った織音はある事件で警察に追われる身となっていた。突然現れた謎の組織の導きで織音は実験用宇宙ステーションを訪れるが、そこに現れたのは死んだはずの母だった。声の出演は「キャラ丸くんとドク丸くん」の福島央俐音、「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズの井上喜久子、「攻殻機動隊」シリーズの田中敦子、「宇宙兄弟#0」の平田広明、「BORUTO NARUTO THE MOVIE」の木島隆一。2014年11月27日、劇場公開に先駆け、第24回TAMA CINEMA FORUM『TAMA NEW WAVE ある視点 -Excellent in the art-』にて上映。
産院から自宅に向かう車の中。生まれたばかりの赤子・織音を連れた里美(声:井上喜久子)と保典は希望に胸を膨らませていた。だが突然の事故が家族を襲う。織音は両親を失い、たった一人残される事になった……。19年後。成長した織音(声:福島央俐音)は、ある事件への関与で警察に追われる身となっていた。そんな中、逃亡を続ける織音に“組織”に所属するエージェント、蒼嶋ユリ(声:田中敦子)が接触してくる。逃亡の手助けと引き換えにユリの要求をのんだ織音は、ある実験用宇宙ステーションへと連れて行かれる。そこはなぜか織音しか入れないという無人の宇宙ステーションで、その奥で織音を待っていたのは19年前の事故当時のまま20歳の姿をした母・里美であった。戸惑う織音にユリはステーションのシステムを落とすサポートを要求。それが謎の解明と母を助ける事になると信じた織音は、戸惑いながらもシステム停止装置を設置していくのだった。そんな中、母と共に過ごすうちに、織音は失った時間を取り戻していくのだが……。