フランス・ブルゴーニュ地方で撮影し、ワイナリーを営む家族の再生を綴った人間ドラマ。ワイン評論家のチャーリーは、実家のワイナリーが倒産の危機に陥っていることを知り、急遽帰郷。頑固な父と衝突しながら、家族を守るため最高のワインを作ろうとする。監督は「ラスト・アサシン」(未)のジェローム・ル・メール。美しい自然と伝統的な建築物が織りなすブルゴーニュの風景とともに、家族の結びつきを描き出す。チャーリーを「イヴ・サンローラン」を監督したジャリル・レスペールが、不器用な父を「そして友よ、静かに死ね」のジェラール・ランヴァンが演じる。
ストーリー
フランス・ブルゴーニュ地方のワイナリーで生まれ育ったチャーリー(ジャルリ・レスペール)は、20歳のときにパリに出て、ワイン評論家として名を馳せる。順調に人生を歩む彼は、ある日、実家のワイナリーが倒産の危機に瀕していることを知る。久しぶりに実家に戻るが、ワイン造りは家族で行うものと考えている父(ジェラール・ランヴァン)は家を出て行ったチャーリーを許すことができず、チャーリーもまた頑固な父を疎ましく思い、なかなか溝が埋まらない。しかしワイナリーを手放すことは実家を失うことであり、チャーリーは家族を守るためにワイナリー再建に乗り出す。製造に別の技法を取り入れようとするチャーリー、それを受け入れられない父。二人はぶつかり合いながらも、様々なトラブルを乗り越えるため、いつしか手を取り合うようになる。
キャスト
ジャリル・レスペール
アリス・タグリオーニ
ローラ・スメット
ラニック・ゴートリー
フレデリック・ティルモン
クリスチャン・ミレ
スカリ・デルペラト
シェーン・ウッドワード
ルイ・ウィルウェルツ
ステファーヌ・カイラール
クリスチャン・ビジュー
フィリップ・ローデンバック
スタッフ
監督、脚本
ジェロール・ル・メール
脚本
レミ・ブザンソン
脚本
ヴァネッサ・ポルタル
エグゼクティブプロデューサー
ミシェル・シュミット
撮影監督
ダヴィッド・ウンガロ
衣装
エマニュエル・ペルテュス
照明
ニコラ・サンド
録音
ロラン・セルクルー
プロデューサー
アラン・テルジアン
ブルゴーニュ地方コンサルタント
マリー・シャプレ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- PREMIERS CRUS
- 製作年
- 2015年
- 製作国
- フランス
- 配給
- クロックワークス アルバトロス・フィルム
- 初公開日
- 2016年11月19日
- 上映時間
- 97分
[c]キネマ旬報社