トム・ヒドルストン
ジェームズ・コンラッド
モンスター映画の人気キャラクター、キングコングと巨大生物が登場し、彼らに襲われた人間たちのサバイバル劇を描くアドベンチャー。31.6mという歴代シリーズ最大級のキングコングと対峙する調査隊員として、『マイティ・ソー』のロキ役で知られるトム・ヒドルストンや、『ルーム』のブリー・ラーソンが出演する。
※結末の記載を含むものもあります。
地球観測衛星が打ち上げられ、太平洋上に新たな孤島が発見される。その形から髑髏島と名付けられた島へ未知の生命体の存在を確認しようと、学者、カメラマン、軍人からなる調査隊が上陸する。ところがそこは巨大生物が生息する島で、守護神であるキングコングを怒らせてしまった一行は過酷なサバイバルを強いられる事になる。
ジェームズ・コンラッド
プレストン・パッカード
ビル・ランダ
メイソン・ウィーバー
サン
ハンク・マーロウ
ジャック・チャップマンキングコング・モーションキャプチャー担当
ビクター・ニーブス
ヒューストン・ブルックス
ミルズ
コール
スリフコ
レルス
キングコング・モーションキャプチャー担当
グンペイ・イカリ
監督
脚本、原案
脚本
製作
製作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
原案
撮影
美術
衣装
編集
音楽
キャスティング
共同製作
視覚効果シニアスーパーバイザー
視覚効果スーパーバイザー
[c]2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED [c]キネマ旬報社
とある島に棲息する奇怪な生物が、巨大化した理由もわからず、それらが常に肉食なのも凄い世界観。また、その島の守り神がキングコングという、昔から変わらない構図を素直に楽しめる人にはオススメ。 また、征服したがる人と、秩序を守り共存を図るコングという構図を見れば、まず話し合おうよ、という戦争へのアンチテーゼとも取れる。深みはあるが、深読みしなくてもいいかもしれない。 次は、キングギドラか?
カミさん同伴で2D字幕観賞。 より野生的で豪快で獰猛。敵対するものは容赦なく殲滅する。まさにモンスター:キングコングそのものです。 成長期で生命力が強く、両親?を殺したクローラーに強烈な敵対心を抱いています。 世界から隔絶され独自の巨大生物進化を成した髑髏島と言う設定も魅力的で、各々のモンスターの設定には驚かされます。PVで陸亀だと思っていたのがナナフシだったのにはたまげました。 主演はトムですが、ブリーがキーウーマンで定番“女性に優しいキングコング”の味を引き出しています。また、サミュエルが打倒コングに執着する軍人役で強烈な個性を発揮しています。 とにかく手放しで「豪快で面白い」作品です。 ラストシーンでゴ〇ラ、ラ〇ン、モ〇ラ、キン〇〇ドラの壁画を出すあたりは、次作決定の告知と言うところでしょう。
意外や意外、面白かった。 いや、意外ではなかったのかもしれません。 ハリウッド映画でありながら日本人には懐かしい、 いわゆる怪獣映画のテイストが存分に染み込まれていたし、 人間同士の争いも組み込まれた内容が、 大きな表現と細かな表現を上手く表すことで、 作品全体を単純な怪獣映画ではなないようにしました。 おそらくシリーズ化されそうなラストシーンに 期待を持たされるものの、 ん~ちょっと不安にもなっちゃいました。。。 上映日時の関係上、日本語吹替版を観たのですが GACKTと佐々木希の吹き替えは最悪でしたね。 それはそれは残念な結果でした。
【賛否両論チェック】 賛:コングを始めとする怪物達のド迫力の戦いがスクリーン狭しと繰り広げられ、往年のファンから初見の方まで、幅広く楽しめる。争い合う人間の愚かさを浮き彫りにする描写も印象深い。 否:かなりグロいシーンや、急に驚かせるシーンが多いので、苦手な人には向かない。 未知なる島を舞台に、やって来た調査団を襲う数々の巨大生物達。 「ここで・・・こうなるかな?」 と観ながら薄々気づいてはいつつも、やはりハラハラさせられることは必至です。そして現れるコングの迫力には、思わず圧倒されます。 一方で、極限状況下にあっても、なおいがみ合おうとする人間の愚かさも浮き彫りになる等、さりげなく考えさせられる部分もありますね。 基本的には予備知識も不要なので、テンションが上がる大迫力のバトルを、是非ご覧になってみて下さい。
冒頭から迫力満点のバトルシーンの連続で、その凄さに圧倒されっぱなしでした。 しか~し!! キングコング王道のヒロイン(今までは生贄の設定)とのやり取りが今作は排除されているため、コングの性格や想いなどが一切描かれてなく、ただの「怪獣」となっていました。 そのため、島を守っている「守り神」なのですが、その理由が全く伝わりません。 その他にも、登場人物たちが初めてコングを見た時も、一瞬の動揺だけですぐに受け入れたり、島の原住民は魂を抜かれたかのように動かないし話さないし、そしてティム・バートンのデザインのようなラスボスも気持ち悪いし、強すぎるし・・・などなど突っ込みどころは満載でした。 今までのキングコング映画を新たに作り変えたかったようですが、前作のハリウッド版ゴジラも同じで、「日本版」を意識しながらもCG技術で迫力は強化したものの、内容が付いていけずに単なるB級怪獣映画になってしまったようです。 また、今回は吹き替え版を鑑賞しましたが、主役の二人の吹き替えをGACKTと佐々木 希がしていて、これが見事な棒読みだったことも映画の評価を下げた要因の一つです。 とはいえ、B級怪獣映画好きの私としては「キングコング番外編」として★三つとしました。 エンドロールの最後に、噂されている「vsゴジラ」を想像させるボーナス映像が流れますが、なんとその中にあのキングギドラの姿が・・・