日本人の祖父とニューヨーク育ちの少女の旅というスタイルを取りながら、様々な神社の様子を収めたドキュメンタリー。ニューヨーク育ちの少女は、日本人の祖父と神社の旅を続ける中で、やがて日本の祭りや自然に心を奪われ、その実感を英語で語り始める。メガホンを取ったのは「亀」の池田将。「走れ、絶望に追いつかれない速さで」の松浦祐也が出演。脚本とプロデュースを「滝を見にいく」で製作を務めた小笠原高志が担当。
ストーリー
日本人の祖父と神社巡りの旅をするニューヨーク育ちの少女。その途中で祖父は、南方熊楠のことを優しく語る。“熊楠さんは、携帯用の顕微鏡を持って熊野の森の中に入って行ったんだ。そこで、粘菌類をたくさん発見した。目に見えない大切な働きをするのが神さまの仕事なら、動物と植物をつなぐ働きをしている粘菌は、神さまなんじゃないか。熊楠は、鎮守の杜の中にたくさん存在している粘菌という神さまを見つけに森の中に入って行ったんだよ。”やがて、日本の自然や祭りに心を奪われていく少女。四季の変化の中でたくさんの鳥居をくぐり抜けた実感を英語で語る。
キャスト
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