画家・絵本作家のいせひでこが、東日本大震災の被災地・宮城県亘理町でクロマツの倒木と出会ったことをきっかけに始めた4年に渡る創作の過程を追ったドキュメンタリー。演出を担当したのは「ゆめのほとり -認知症グループホーム 福寿荘-」の伊勢真一。クロマツの倒木にいのちを感じ取ったいせの手から、次々と作品が生み出される様子が収められている。
ストーリー
2011年3月11日に起きた東日本大震災。宮城県亘理町では、300名に及ぶ人々が犠牲になった。美しい海岸で知られる吉田浜の集落は津波で流され、壊滅状態。あの日までのことを、あの日のことを、あの日からのことを誰よりも記憶しているに違いない。亘理町のクロマツと4年近くに渡って向き合い、その声に耳を澄ませ、見つめ続けた画家・絵本作家いせひでこの終わらない旅の物語。
スタッフ
演出
伊勢真一
撮影
石倉隆二
撮影
宮田八郎
撮影
田辺司
撮影
世良隆浩
編集技術
尾尻弘一
照明
工藤和雄
録音
渡辺丈彦
録音
永峯康弘
音響
米山靖
製作補、企画
遠藤郁美
整音
井上久美子
題字