マシュー・ラボートー
Paul
恋人のために異常に高いIQを利用して大人をあざむく青年のラヴ・ストーリー・ホラー・ムーヴィ。監督はウェス・クレイヴン、製作はロバート・M・シャーマン、エグゼクティヴ・プロデューサーはパトリック・ケリー、ダイアナ・へンステルの原作をブルース・ジョエル・ルービンが脚本化、撮影はフィリップ・ラスロップ、音楽はチャールズ・バーンスタインが担当。出演はマシュー・ラボートー、クリスティ・スワンソンほか。
15歳のポール・コンウェイ(マシュー・ラボートー)はIQが異常に高い天才少年。記憶力抜群の自作のコンピュータ・ロボット、ビービーと母と共に新しい町へ引っ越してきた。新聞配達をしている少年トム(マイケル・シャレット)と友達になり、隣家の可愛い少女サマンサ(クリスティ・スワンソン)に恋をした。ところがサマンサの父ハリー(リチャード・マーカス)は酒乱で嫉妬深く、日々美しく成長する娘の中にかつて自分を裏切った妻の面影を見出して荒れ狂い、彼女を虐待するのだ。ハロウィンの夜、お祭り気分ではしゃいでいた3人は近所の意地悪ばあさんエルヴィラ(アン・ラムジー)にいたずらを仕掛けた結果、ビービーが彼女のショットガンで吹き飛ばされてしまった。ポールの悲しみはひと通りではなかった。それからしばらく経った感謝祭の夜、サマンサは酔った父親に階段から突き落とされ、頭をしたたかに打って病院に運び込まれ脳死を宣告された。諦め切れないポールはトムの力を貸りてサマンサの死体を研究室に運び込み、ビービーの超小型コンピュータを彼女の脳に埋め込んだ。翌朝、サマンサは蒼白い顔のロボットとして甦り、自分の家に火を放って父親を殺し、エルヴィラをも殺した。気の弱いトムは残虐な事件の連続に根をあげ、サマンサを見て逃げ出す。ここでバラされたら元も子もなくなると思ったポールはトムに殴りかかった。さらにサマンサがトムに喰らいついた。このままではトムの命があぶないと思ったポールは、とっさにサマンサの頬を殴っていた。絶望と哀しみの表情を残し、サマンサは夜の町へ駆け出した。
監督
脚本
原作
製作
製作総指揮
撮影
音楽
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