レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮
レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮
3.0

レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮

2017年1月28日公開、81分、ドキュメンタリー
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レオナルド・ダ・ヴィンチの偉業と、その知られざる人物像と謎を紐解くドキュメンタリー。芸術及び各分野の専門家による解説やレオナルドを取り巻く人々の再現ドラマ、世界初4Kスキャン映像による『最後の晩餐』など圧巻の映像美で、一人の天才の魂に迫る。監督は、「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」のルカ・ルチーニとニコ・マラスピーナ。

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ストーリー

ある春の日の朝、パリのルーブル美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『ラ・ベル・フェロニエール(ミラノの貴婦人の肖像)』が壁から外され、ミラノ万博『レオナルド・ダ・ヴィンチ特別展』の会場へ移動される。生まれ故郷のトスカーナ・ヴィンチ村、才能を開花させたフィレンツェを経て、円熟期を過ごしたミラノの時代。聖フランチェスコ教会の『岩窟の聖母』の製作、さまざまな暗号(コード)が隠されているといわれ、映画化もされたダン・ブラウンの著書『ダ・ヴィンチ・コード』の世界的ヒットでますます注目された最高傑作『最後の晩餐』を残す一方、機械工業や航空学・解剖学などに没頭し、ミラノ公のもと軍事技術・都市計画者としても活躍した時代である。ダ・ヴィンチ研究の第一人者で『最後の晩餐』の修復責任者ピエトロ・マラーニや芸術及び各分野の専門家を迎え、レオナルドが天才と言われるゆえんを、作品解説を交えながら紹介する。再現ドラマではレオナルドを取り巻く人々、ミラノ公ルドヴィコ・スフォルツァの“妃”イザベッラ・デステと“愛人”チェチリア・ガッレラーニ、“愛弟子”サライとメルツィらの思いを綴り、彼らの目線から見たレオナルドの多才さと熱意、また当時のミラノで最新テクノロジーを担った創作過程におけるメカニズムにも着目する。世界初の4Kスキャン映像による『最後の晩餐』や、『モナ・リザ』、『ラ・ベル・フェロニエール』、『白貂を抱く貴婦人』、『ウィトルウィウス的人体図』、『岩窟の聖母』、『音楽家の肖像』、『イザベッラ・デステの肖像』(未完)、『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』、『ドレイファスの聖母』、『洗礼者ヨハネ』の他、素描など100 点以上を紹介し、圧巻の映像美とともに、ミラノという街が創造した一人の天才の魂を映し出す。

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作品データ

原題
LEONARDO DA VINCI - IL GENIO A MILANO
映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
イタリア
配給
コムストック・グループ(提供:テレビ東京=コムストック・グループ/配給協力:東京テアトル)
初公開日
2017年1月28日
上映時間
81分
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]Rai Com – Codice Atlantico - Skira Editore 2016
[c]キネマ旬報社