「妻への家路」のチャン・イーモウらが監督を務める歴史スペクタクル。唐王朝隆盛期。時の皇帝・玄宗は、戦死者弔いの儀で舞を披露する玉環に心を奪われる。その様子に気づいた皇后・武恵妃は、とっさに18番目の皇子・寿王の妃になる娘だと嘘をつくのだが……。出演は「X-MEN:フューチャー&パスト」のファン・ビンビン、「孫文の義士団」のレオン・ライ、「楊家将 烈士七兄弟の伝説」のウー・ズン、「四川のうた」のジョアン・チェン。「呉清源 極みの棋譜」のティエン・チュアンチュアンと新鋭シーチンがチャン・イーモウと共に監督を務める。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。
ストーリー
唐王朝隆盛期。時の皇帝・玄宗(レオン・ライ)は、戦死者弔いの儀で舞を披露する玉環(ファン・ビンビン)に心を奪われる。その様子に気づいた皇后・武恵妃(ジョアン・チェン)は、とっさに彼女は18番目の皇子・寿王(ウー・ズン)の妃になる娘だと嘘をつく。後日、王宮に召し上げられた玉環は、その美貌と天真爛漫な性格により宮中で愛され、寿王の妃として優雅な日々を享受していた。そんななか、武恵妃の謀略で皇太子が死罪となり、次期候補に寿王の名が上がり始めると、強大な権力を誇る皇帝の座を巡り、王宮は憎悪と策略そして愛憎に血塗られていくのだった……。