ドミニク・モナハン
Seth
第49回シッチェス・カタロニア映画祭脚本賞に輝いたサイコスリラー。動物保護センターで働くセスは、同級生のホリーと偶然再会。しかし忘れられており、逆恨みしたセスは彼女を執拗に追いまわした挙句に動物用の檻に監禁。飼い主気分に浸ろうとするが……。監督は「[アパートメント:143]」のカルレス・トレンス。脚本を「ファンタスティック・フォー」のジェレミー・スレイターが手がけた。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2017』にて上映。
青年セスは偶然にも同級生だったホリーをバスで見かけ声をかけるが、彼女は彼のことを一切覚えておらず、邪険に扱われる。悔しさでいっぱいのセスはSNSを使って彼女のことを調べ、バイト先を突き止めて執拗に取り入ろうとするが、ホリーに小馬鹿にされてしまう。セスの行動はエスカレートしホリーの家に侵入、帰宅した彼女を拉致し、職場である動物保護センターの地下にある檻に入れる。状況が飲み込めないまま、下着姿で監禁されるホリー。まるで彼女の飼い主であるかのような気分に浸るセスを、予期せぬ事態が待ち構えていた。
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