「マッキー」などテルグ語映画界で活躍するS.S.ラージャマウリ監督のスペクタクルアクション。村人に拾われ育てられたシヴドゥ。滝の上に向かった彼が出会った女戦士に協力し暴君が治める王国に乗り込んだところ、彼こそがこの国の王子であることを知る。CGを駆使し、親子三代に渡る数奇な運命を描く。インド映画として初めて全米映画興行収入トップ10入りを果たした。劇場公開に先駆け、第8回京都ヒストリカ国際映画祭にて上映された(上映日:2016年11月3日)。
ストーリー
胸に赤ん坊を抱いた老女が大勢の兵士たちに追われた末に滝へ追い詰められてしまい、老女は自らの命を犠牲に赤ん坊を救おうとする。村人に拾われた赤ん坊はシヴドゥと名付けられ成長。たくましい青年となった彼は巨大な滝の上の世界に興味をひかれ、ついにたどり着く。そこで出会った女戦士アヴァンティカと恋に落ちるシヴドゥ。アヴァンティカの一族が暴君バラーラデーヴァが君臨する王国と戦い続けていることを知り、自ら戦士となって王国に乗り込んだところ、王国に25年もの間囚われている実の母がいること、そして自分こそがこの国の王子バーフバリであることを知る。