『獣電戦隊キョウリュウジャー』の金城大和と「1/11 じゅういちぶんのいち」の楡木直也がW主演を務めるフィルムノワール。“生まれつきの殺し屋” 金が仕事の報酬を受け取りに元締めであるマスターが営むバーに行くと、“プロの殺し屋” 大和がいた。製作・プロデューサー・脚本・監督は、「KIDS=ZERO キッズ=ゼロ」の須上和泰。
ストーリー
真夜中、ビルの谷間で起こった殺人。それは“生まれつきの殺し屋” 金(楡木直也)の“仕事”だった。翌朝、金が仕事の報酬を受け取りに元締めであるマスター(森聖二)が営むバーへと向かうと、かつてマスターが雇っていた“プロの殺し屋” 大和(金城大和)がいた。マスターは大和を冷たくあしらい、店から追い出す。そして金に昨夜の報酬を渡し、新しい依頼を告げる。その依頼は、多額の借金を抱えた男・高村(島津健太郎)が生命保険で借金を返済するために自分を殺してくれという奇妙なものだった。金は、家族のために自らの命を捨てるということが理解できず、疑問を抱えたまま街を彷徨う。そのとき、大和に尾行されていることに気づく。“生まれつきの殺し屋”と“プロの殺し屋”の静かな戦いが始まる。過去にとらわれているキャバクラ嬢のひとみ(栞菜)、姉の復讐に燃える少年・クリス(石山イザリオン)、街を守ろうとし、ヤクザと対立するマー坊(富田翔)、シンヤ(荒牧慶彦)、タロー(岸本卓也)、それぞれの思いが複雑に絡み合い、二人の殺し屋の行き着く先とは……。
スタッフ
監督、脚本、製作、プロデューサー
須上和泰
製作
宇都木基至
撮影
道川昭如
音楽
後藤冬樹
スタイリスト
部坂尚吾
メイク
藤原玲子
照明
荒井保
録音、整音
吉方淳二
アクション監督
森聖二
助監督
植田誠
ラインプロデューサー
山地昇
ガンエフェクト
芦野広忠
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作品データ
[c]キネマ旬報社