「スガラムルディの魔女」のアレックス・デ・ラ・イグレシアが監督・脚本を手掛けた密室劇。マドリードの街角のバルから客が出た途端、頭を撃ち抜かれる。様子を見に行った客も撃たれ、店内はパニックに。しかし、いつの間にか二人の死体と血痕が消えていた。出演は、「私が、生きる肌」のブランカ・スアレス、「スガラムルディの魔女」のマリオ・カサス、「アイム・ソー・エキサイテッド!」のカルメン・マッシ。「シネ・エスパニョーラ2017」で上映。
ストーリー
マドリードの交差点に店を構えるバルは、いつものように常連たちで賑わっている。そんななか、一発の銃声が鳴り響く。バルにいたひとりの男の客が店の外に出た途端、頭を撃ち抜かれたのだ。店内に残った客や店員たちはとっさに店の奥に避難するが、撃たれた男の様子を見に行った客も撃たれて殺される。どこから狙われているかもわからない状況で外に逃げることもできず、客たちはパニックに陥る。そのときふと外を見ると、道に転がっていた二人の死体と大量の血痕が跡形もなく消えていた……。